2007年10月30日火曜日

州武蔵CC・御所CC ゴルフ会員権ニュース

作州武蔵CC(岡山県) 民事再生手続開始申請について

 作州武蔵CCを経営するハリマ観光(株)(資本金4億9500万円、大阪市中央区今橋4-4-7、代表清算人金城照夫氏、従業員3名)は、10月5日に大阪地裁へ特別清算を申請、15日に同地裁より開始決定を受けていた。
 当社は、1972年(昭和47年)3月に播磨観光開発(株)の商号で設立、90年3月に現商号に変更していた。ハリマ化成(株)(東証1部)の100%出資連結子会社で、岡山県美作市でゴルフ場「作州武蔵カントリー倶楽部(75年10月開場、27ホール)」の経営を行うほか、併設する「ホテル作州武蔵(93年10月開業、客室数74室)」の運営も手がけ、97年2月期の年収入高は約14億2400万円を計上していた。
 しかし、近年はレジャー多様化の影響などから利用者の減少が続いたことで業績が低下し、2006年3月期の年収入高は約9億7300万円にまでダウン、多額の借入金を抱えて採算面も悪化し大幅な債務超過に陥っていた。このため、2006年4月以降はゴルフ場およびホテル運営を外部専門業者に委託し、当社は賃料収入を得る形に切り替えて経営状態の改善を目指してきたが、2007年3月期は年収入高約1億7300万円に対して当期赤字約1億6100万円を計上するなど、依然として収益面は低迷していた。
 こうしたなか、グループ全体の収益基盤の再構築策のもと、10月1日付で当社の事業はグループ会社のハリマ化成商事(株)に承継させることになったことに伴い、当社は株主総会で解散を決議し、今回の措置となった。 
負債は、2007年3月期末時点で約89億3000万円。
(平成19年10月29日 帝国データバンクより)

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御所CC(徳島県) 民事再生法申請について

 御所を経営する阿讃開発(株)(資本金3億円、板野郡上板町引野安楽寺谷90-10、代表藤井富之氏)は、10月24日に徳島地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
 申請代理人は大道晋弁護士(徳島市徳島本町2-35、電話088-654-5630)。
 当社は、1972年(昭和47年)11月に設立されたゴルフ場経営業者。鴨島町内の企業が母体となりゴルフ場の新設を目的に設立されたもので、75年7月に18ホールで営業を開始した。76年には9ホールを追加し、27ホールでの本格的な営業を開始した。
 「御所カントリークラブ」の名称で、阿讃山麓に位置しているゴルフ場として、吉野川、淡路島から和歌山まで一望に見渡す高台にあり、徳島県内は勿論、京阪神方面からの顧客も集め、ピーク時には7~8億円の年収入高を確保していた。
 しかし、その後の景気の低迷により利用客が徐々に減少、新設コースや県外の割安なコースとの競合が激しくなり、2007年3月期の年収入高は約2億8700万円まで低下していた。また、ここ数年は利益追求ができずに慢性的な赤字体質に陥るなど財務内容は悪化し、今後の自力再建を断念して、今回の措置となった。
 負債は約37億円。
(平成19年10月25日 帝国データバンクより)

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