2007年11月13日火曜日

秋の夜長に手紙でも…

このところ、よく手紙が来る。

昨日は別府のおじ様から。
やっぱり、リハビリ中で、全体的に不自由な生活だと言う。
身体は思うようにいう事をきいてくれないし、
目も片目がよく見えないと。
でも前々回の便りよりも、断然文字に張りが出てきているし、
元気そうな様子が窺える。
頑張って、と言いたいが、でも私には言えない。
高齢(悪いかな?)の方は、程ほどに頑張ればいいと思っているから。
父を見ていて、今まで家族のために頑張ってきたのだから、
程ほどに頑張って、もうゆっくりしてもいいのでは、と感じたから。
神様から与えられたちょっとした休息なんだから。

先週は旅行で知り合った方から。
和紙に達筆の文字が優雅に並ぶ。
上品で優しさ溢れた言葉に、私もいつかはあのようになりたいと思う。
(まぁ、無理だろうけれど…)
1年に1~2度、会って食事をする。
先月ご夫婦でオランダ、ベルギーに行ってきたという。
海外旅行にいけるにも後数年で、
足腰が弱くなったら後は日本の名所、温泉めぐりをされるとか。
いつもご夫婦一緒で、仲良く出かけられる事ほどいいことはない。

手紙の中にはいつもちょっとしたものを添えて、子供達にも送ってくださる。
レターセット、しおり、手作りのポーチ、…、…。
お礼の電話をして、旅行の話をした。
オランダでは美術館をはしごし、
ベルギーではのんびりしてきたと。
一度行って、2~3日のんびりしたいと思っているブルージュは
運河の街だからとても綺麗で、おとぎの街だと言う。
ますます行きたくなってきた。

次は学生の頃のお友達から。
秋の夜長、暇だから近況報告をと。
締めくくりは、食事に行きましょうと。

今はメールが主流だが、たまにはこんな心温まる手紙がいい。
じっくり落ち着いて筆を走らせるのもいいものだ。

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