2007年8月3日金曜日

台風の思い出

台風。
この間の台風4号はすごかった。
又、5号で九州、四国地方は大荒れで大変だっただろう。
もう通り過ぎたのだろうか?

台風で思い出すこと。
遠い昔……
どれくらいたつのだろうか?

小さい頃、
2階の廊下の雨戸を少し開けて
暴風雨の状態を眺めるのが大好きだった。
あの日もそう。
姉と一緒に雨戸を開けて見ていた。
すると、どこの家かはわからないけれど
屋根がご~~~っという音と共に飛んでいった。
それを見ていた私たちは大声を上げて、大はしゃぎをした。
「何処の家だろうね。」
と口々に言い、面白がって母にその事を伝えに階段を降りた。
すると、タイミングよく電話が…。

母が電話で話す。

何ということか?
古い家の屋根が飛んだみたいだと、近所のおばさんからの電話だった。
この家は住んでいる家とはちょっと離れている。
古いといっても普通の家。
十分住める家。
さっき飛んでいった家とは全然反対方向。
姉と顔を見合わせて笑ってしまった。
まさか、我が家も飛んでいってしまうなんて。
なんてタイミングのよさ。
次の日。
台風が去った後の、晴天。
澄み渡った素晴らしい青空。
父、母、私達、家族で古い家に行ってみた。
外からみても何ともない。
二階に上がってみて驚き…
廊下の屋根がそっくり飛んでいて、
上を見上げると、外でみたあの青空がそのまま見える。
壮快だった!
後で、
姉と人の不幸を笑ったらダメだよね!
罰が当たったみたいだよね!
と言った。

今でも、この話は台風の時期、家族で話題になる。
我が家が飛んだ懐かしい思い出だ!

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