2007年9月28日金曜日

カワカミヴィラージュCC ゴルフ会員権ニュース

カワカミヴィラージュCC(長野県) 民事再生法申請について

カワカミヴィラージュCCを経営する (株)カワカミヴィラージュ(資本金1億円、南佐久郡川上村大深山944-1、登記面=東京都千代田区神田須田町1-6、代表丸山暉雄氏)は、9月25日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日付で保全命令を受けた。
 申請代理人は古里健治弁護士(東京都千代田区麹町3-3、電話03-3265-0691)ほか。監督委員には笹浪恒弘弁護士(東京都千代田区丸の内2-4-1、電話03-3214-5551)が選任されている。
 当社は1985年(昭和60年)1月設立のゴルフ場経営業者。長野県南佐久郡川上村にて標高約1440mに位置するゴルフ場「カワカミヴィラージュカントリークラブ」の経営を手がけていた。大自然のリゾートコースとして知られ、東京・山梨方面の会員を多く抱え、2001年3月期の年収入高は約8億2000万円を計上していた。
 しかし、財務体質は次第に悪化し、2000年に迎えた預託金償還期限を10年延長する事態となっていた。2001年3月期の年収入高は約8億2000万円を計上していたが、来場者数も減少し、2007年3月期の年収入高は約6億円に低迷していた。このため当社は、事業譲渡先の選定を開始。このほどスポンサー候補が固まったため、今回の措置となった。
 負債は債権者約1600名に対して約73億円(うち預託金約52億円)。
 なお、9月28日午後6時からルポール麹町(東京都千代田区平河町2-4-3)で債権者説明会を開き、スポンサーを明らかにしたいとしている
(平成19年9月27日 帝国データバンクより)


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