2007年9月28日金曜日

優しい朝の風景

朝、駅の改札口に向う地下道での事。
電車に乗り遅れないようにと、足早に急ぐ人、人、人。
改札口から其々の出口に急ぎ足で散っていく人、人、人。
時間に追われ、疲れた顔がそこにある。
これが毎日の朝の風景だ。
その中に、時々、小さい子供を連れた人を見かける。
今日、何歳くらいだろうか、改札口から出てきた小さな子供を見かけた。
そばにお父さんがいた。
お父さんはリュックを背負い、左手に子供のランチBOXを持ち、
多分、右手は子供の手を引く為に空けているのだろう。
どこの国籍だろう?アラブ系のような気がするけれど…。
子供は立ち止まってはポスターを指差し、何か話している。
お父さんはそれに答える。
又、数歩歩いてはポスターをなぞる。
お父さんは歩き出すのを優しい目でじっと待っている。
近づくと子供はニコニコしながら話していた。
お父さんは溢れんばかりの笑顔だ。
子育てをこんなに気長に出来るなら、
この忙しい時間をこんなに気長に待てるなら、
親にとっても子供にとってもどんなに幸せなことか。
「早くしなさい、早くしなさい。」
と、時間は十分あったのに急がせてきた自分の子育てとついつい比べてしまった。

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