2007年12月11日火曜日

国と製薬会社は全員に補償を!

薬害C型肝炎訴訟で被害者全員救済を求め,
首相との面会っを求めたが実現しなかった、とのニュースをみた。
「完全に裏切られました。もうこの内閣には期待できません」
と涙した、原告団代表の方の声を聞いていると、こちらまで涙がでてきそうになってきた。
気の毒でたまらない。
どうして、大阪高裁は、和解勧告までに提訴した原告にだけ一括して補償金を払い、
追加提訴者の救済は、限定した救済にとどめるのだろうか、
理解が出来ない。
訴訟を起こしている人たちが言っているように、
まだ提訴していない人達にも、同じ補償がなされるべきだと思う。
皆、このC型肝炎の苦しみが嫌というほどわかるだけに、
『自分だけ補償されてよかった。』
『あなた達は何も戦わなかったじゃない。』
と、思わない原告の方達の優しさがとても嬉しい。
今の世の中、自分さえよければいい、という風潮がある中、
見上げたものだと思う。
国(政府)はもっと国民の方を見た政治をすべきだ!
皆がどんな苦しみを味わってきたか、
又これからまだまだ続く苦しみ不安を思うと、
もっともっと、責任を感じるべきだろう。
どう考えても、国と製薬会社の責任であることは明白であるのだから。。。

こんな時いつも思う。
政治家、役人はこういう問題には消極的な解決しかしない。
その反面、役人の天下り、特殊法人のあり方
自分達政治家のお金の使い方、集め方等には、
うんざりするほど鈍感で、寛容で、損をしないようにしている。
考えれば考えるほど腹が立ってくる!!

0 件のコメント: