2007年12月7日金曜日

吉兆の驕り…and大丈夫?


船場吉兆の牛肉産地偽装事件で、やっとやっと長男である取締役が
自分が指示し責任がある事を認めたという。
今まで、従業員や取引先に責任を押しつける発言をして、
高級料亭である吉兆の名に傷がつかないように嘘で塗りつぶしてきた。
よくもまぁ、恥ずかしくなかった事か!!
考えるまでもなく、すぐにばれてしまう事は明白で、時間の問題だっただろうに。
人間というもの、ある程度の知名度を得ると、
何かの弾みで、後ろめたい事が発覚すると、
保身のみを考えるようになるのだろうか?
哀れな事だ。
こんな時こそ、冷静に、客観的に物事を考えるべきなのに。

なんか滑稽に思える。
高~い、高~い吉兆で(何しろ高級料亭なのだから)
「美味しい、美味しい。」
という言葉を連発し、
「さすが吉兆!」
「やっぱり吉兆が一番。」
と賛美していた方々はこの事件をどうの思っているだろうか?
但馬牛、地鶏と偽ってた○○産牛肉、ブロイラー等、
要するに、味は変わらないという事なのだろうか
それとも、賛美していた方々の舌が大したことなかったという事なのか

我々はブランドに弱い。
高ければ最高と思う。
愚かな事だ。
そういう我々庶民を含めた吉兆を賛美していた方々のブランド志向を
逆手にとったのがこの事件なのだろう。
まさかあの吉兆で…と誰しもが思ったから。
ぼろ儲けをするには最高のシチュエーションだっただろう。
こんな事が永遠に続くはずはない。
神様は見てるんだから!
そう、神様は見てるんですよ
次は、あなた(企業)かも?
今のうちに、気を引き締めてチェックすべきではないですか?
ばれてしまったら、会社自体が大変ですよ!!
(笑、笑、笑)

0 件のコメント: