昨日の朝日新聞に
『台湾と断交促す中国』
という見出しがあり興味深く読んでみた。
中国と台湾の関係がどうであるか、
少しは知っているが、
あまりに中国の横柄さと傲慢さに愕然とした。
と同時に
コスタリカの態度に
失望と情けなさを覚えた。
以前、知り合いがコスタリカに行った時の写真を見せてくれたことがあった。
そこに写っていたコスタリカの街はとてもきれいで、
澄みわたった青空の中
多くの観光客が賑わい、
もし、近い国であれば何度か足を運んだであろう、
と思われるほど印象的な所だった。
中米の中でも
ホンジュラス等とは違って多分、
コスタリカは、清潔で、危険度の少ない国だろう。
その写真を見てから少したったある日、
偶然にも、コスタリカに関する文を読んだ事がある。
「わが国は、世界に誇れるものはないが、
ただ、あるとすれば、平和な国だ。」
と、いう文面だった。
あの時、何と素晴らしい事か!
誇れるものの中で、これに勝るものはない!
と本気で感心した。
それなのに、
…
コスタリカは台湾に対して
「もっと気前良く経済援助をしなくてはいけない。」
と、言って、中国の言い成りになり断交した。
裏切られたような気がした。
こんな素晴らしい考えをもっていた国民が
ましてや台湾との間に
『親交の橋』 という名前だったか
そんな橋までもあるというのに…。
断交に踏み切った。
私一人の気分だけれど、
国とは、どこもそうなのかもしれないが
本当にショックだった。
悲しかった。
コスタリカに追随する国が多くなければいいのだけれど、
と切に願っている。
堀江貴文、ライブドア前社長が
「人の心はお金で買える。」
自著に書いたが、
まさにこの事だと思った。
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