ブリュッセル②

ブリュッセル最後の日。
又もや、いや～な空。
この時期は仕方のない事だけど・・・
寒さも一日一日と増していってるのがわかる。
今日は昨日より一枚多めに着込んで、
万全の体勢だ。
アントワープに行く予定が、
なんと、国鉄のストで行く事が出来ない。
（昨日ブリュージュにいっていて良かった）
仕方無しに、アール・ヌーボーの建築物巡りをする事にした。
トラムに乗って、ジャンソン駅で降りる。
このトラムは乗降人が居ないと通り過ぎるらしい。
だから、前から乗って、
運転手さんにジャンソン駅に着いたら教えてもらう事にした。
…
運転手さんの優しい目が「ここだよ」と教えてくれた。
下りた後、地図を開く。
そしたら、どこにいたのかおじさんが近づいてきた。
『オルタの家』の場所を聞く。
教えてくれたとおり進んで、
信号待ちをしていたら、
心配になったのかおじさんが「ついて来い」とばかりに手招いてくれる。
おじさん曰く
「オルタの家はイエローハウスと呼ばれている」
と教えてくれる。
（そんなにイエローハウスではなかったけれど…）
ついでにおじさんに甘えて写真を一枚取ってもらう。
その後、何件回っただろう。
どの家も普通の家、ホテル。
でも、やっぱり、隣にたっている家と比べたら繊細。
緩やかなカーブを描いて、
きれいで、見ごたえがある。
全然建築物に詳しくない私でも、ちょっと感動。
…
…
…
最初に行った『ベルギー王立美術館』にもう一度と思ったけれど、
ゆっくりぶらぶらして、
最後のビールでも楽しもう、ということに決定。
歩いて、買って、歩いて、買って、
と、最後のこの日は気の向くままよく歩きました。

今回も、最高の気分転換でした。