2009年11月11日水曜日

ブリュージュ

先週ベルギーに行ってきました。

今回の目的はブリュージュに行く事。

ブルッセル中央駅8時27分発のICに乗れるようにホテルを出る。
外は雨。
空はやっぱりすっきりしない。
メトロ(Gare Centrale)を下りてから国鉄中央駅へ移動。
簡単に移動できると思いきや出口を間違えたらしい。
階段を上って一旦外に出て移動することにした。
(メトロを降りた時におじさんに聞いたのに…)
大勢の人達がやってくる。
じゃ~、多分あっちだと判断し、移動したら無事メインホールに到着。
往復切符を購入して、案内板を見て、4番ホームに行く。
この特急列車(IC)を待っていると、
ロシアを思わせるような、
鉄の塊のような、
古くて汚い、
ごっつい電車がホームに入ってきた。
なんだか心配になって、又そばにいた彼女に聞く。
私もブリュージュに行く、この電車ではない、という。
やっぱり。
でも27分ぎりぎりに入ってきたICもやっぱり鉄の塊だった。
でも、でも、中はとってもG~o~o~d。
2階建てになっていて、
きれいで、
椅子はソファーのように座り心地満点。
テーブルもおしゃれ。

さ~出発。
この頃には雨のブリュッセルも青空が見えてきた。
1時間かけて目的地ブリュージュへ。
車窓はなかなか牧歌的だ。
田園風景に見とれ、ほんのつかの間の喧騒から逃れた気分に浸る。
ちょうど一時間。
到着。

待ちに待ったブリュージュの街。
…なんだか期待はずれ、と少々がっかり。
駅前も幻想的な雰囲気につつまれているのかと思っていたのだが・・・。
なんて事ない普通の殺風景な現代風の駅前。
でも、これから広がる空間を待ち構えているかのような緑、公園、広場。
マルクト広場までこの中を歩いていこうか、バスに乗ろうか・・・考える。
バスにしよう。
チケット売り場で『セントラル』と言って切符を一枚ゲット。
10分くらいかな、マルクト広場に到着。
広場は市場が出ていて、兎も角、賑やか。
バスを降りるや否や、鐘楼から鐘の音が響き渡る。
素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい。
一回り、市場を眺めながらぶらぶらする。
ゆっくりは後で・・・。

早速、混むといけないと思って、運河をめぐる遊覧船の乗り場を探す。
これが楽しみだったんだ~。
運河から眺める景色は最高に美しい。
中世の面影をそのまま残したような、幻想的な風景だ。
世界遺産の小さな街、ブリュージュ
40分くらいの運河でのクルージングもなかなか見ごたえがある。
乗っている外人さんのおじさん達は写真に余念がない。
こっちでパチパチ、後ろを向いてパチパチ、立ってパチパチ。
落ちなければいいが、
橋の下のアーチにぶつからなければいいが、
と心配にもなる。
…満足のクルージングでした。

その後、散策。

そして、もう一つの目的の『グルーニング美術館』
小さな美術館だけど時間をかけてゆっくり観賞できた事が嬉しい。

美術館を出たところで、
晴れていたブリュージュの空も又雨が・・・
(この季節の雨は気分屋さんだ。でも降り続かない事が慰め)
雨宿りに入ったお店で又ビール
なかなかいいもんだ。
このベルギーに来て何杯目のビールだろう(笑)
ゆっくりと休んで、又散策。
のんびりとのんびりと
ぶらぶらとぶらぶらと
満足いくまで楽しみました。

帰りも又鉄の塊の箱に入った気分でブリュッセルへ。
着いたのが18時過ぎ。
それから食事をして、チョコレート屋さんをめぐって、又ぶらぶら。

大満足の一日でした。

目的完了、納得の一日は終わりました。

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